マラソンシーズンが終わってからランナーは、ウルトラマラソンをやるかトレイルランをやる人が多いと思いますが、私はトライアスロン派です。
トライアスロンを選ばないランナーの方の理由の一つに「トライアスロンは、ウルトラやトレイルと比べてお金がかかる」ということが上げられます。
凄く高価なロードバイクを買って、いつも海外や石垣島などの南の島へ飛行機で行ってトライアスロンをやると確かにお金がかかりますが、やりようによってはそんなにお金をかけなくてもトライアスロンをエンジョイできる方法はあり、私も実践しているので紹介しますね。
1)参加費
大体オリンピックディスタンス(OD)という標準の距離のレースで25,000~30,000円くらいします。フルマラソンが15,000円~20,000円くらいなので1万円くらい高い感じでしょうか。ODの半分の距離だと20,000円くらいですかね。
まあ、トライアスロンは、5~6月、9~10月の4か月がピークの時期なので、それぞれ1回参加で年2回ですのでちょっといいゴルフ場のプレー代と考えるとどうでしょうか。
2)ロードバイク
これが、一番お金がかかるかもしれません。カーボンフレームのロードバイクだと最低でも30万円くらいからですかね。100万円クラスのバイクに乗っている方も多いので、これが「お金がかかる」というイメージになります。
しかし、カーボンではなくアルミフレームのロードバイクでも全然問題ないです。実際私も最初は、ランニングの練習が週末だけでは不足していると思い、会社へ自転車で通勤して(ジテツウ)、練習の一環にしようと思ってアルミフレームのロードバイクを買いました。10万円もしなかったと思います。
私がカーボンのロードバイクかったのは2年前です。アルミ製のロードバイクは今でも乗っていますのでもう20年近くになります。どうでしょう。20年で10万円だと5,000円/年なのでコスパはいいのではないでしょうか。
高いロードバイクは、トライアスロンにどっぷり浸かってから購入を検討するで全然問題ないと思います。
3)アクセサリー
そのほか、ビンディングシューズなどありますが、私は最初はずっと普通のスニーカーでバイクを漕いでいました。初心者だとそんなにスピードはかわりません。バイクも普通に通勤用に乗ったりして、その時は革靴だったりしますからね。
ということで、アクセサリーもミニマムで揃えます。
4)ウエットスーツ
スイム練習は、プールでスイムパンツ一つとゴーグルとスイムキャップでいいのでそれほど出費はありませんが、国内の大会のほとんどはウエットスーツ着用の義務があるので、これは買わないといけません。これも安いやつだと2万円くらいから、自分の体形に合わせたオーダーメードの数万円のやつとかありますが、最初は既成のウエットスーツでOKです。
5)練習環境
ラン、ロードバイクは、それなりのコースをみつけて練習することになりますが、スイムだけはプールでの練習が主になるので、フィットネスジムのプールか公営のプールを利用するしかありません。既にジムの会員でそこにプールがある場合はそれを利用すれないいですし、会員ではなかったら公営のプールがとても安価(数百円)で利用できます。
海で泳ぐことに慣れていない場合は、関東ですと鎌倉や逗子で初心者用の練習会のようなものが開催されているので、そこで慣れておくことも必要でしょう。
6)大会
最初から石垣島などを選ばず、最初は、近場を選ぶのがいいと思います。遠かったりするとバイクを運ぶのが大変だったりします。バイク宅配便もありますが、往復で2万円くらいしますし、宿泊費もその時は高いので出費がかさみます。
関東ですと、千葉でいろいろな大会が開催されているので、車でバイクが運べますし、車がない方は、輪行袋にいれて電車移動なんてこともできます。
そして種目は、最初は、ODの半分のスプリントの競技(S750m,B20km,R5km)がいいと思います。ハードルがそれなりに低いので初心者にはもってこいですね。関東ですと「横浜八景島トライアスロンフェスティバル」がいいと思います。
7)終わりに
どうでしょうか。思ったほどハードルは高くはなかったのでしょうか。ウルトラやトレイルもそれはそれで魅力がありますが、フルマラソンを走れるランナーですとバイクやスイムは同じ有酸素運動なのでそれほど問題なくできると思います。こういう全然ちがうスポーツを一度に楽しめるトライアスロンもアフターマラソンシーズンの選択肢にいれてみてはどうでしょうか。
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