禁酒とダイエット 効果~アルコール断つとどんどん痩せる マラソンなどのランニングもいい

Drinking ヘルス

コロナ禍になり、家にいてゴロゴロするとお昼からお酒を飲んだりして、お酒の量がふえてしまいます。ということで、一年前に、スパッとお酒をやめてみました。今は全然飲みたいとも思いません。体重も激減したし、お金も時間も余裕ができます。ちょっと経緯と効果を書きましたので、是非、参考にしてみてください。

飲酒習慣

お酒を飲みだしたのは、いつ頃からだったでしょうか。高校2年の時に友達の家の離れで皆でタバコを吸ったり、お酒を飲んだ事がありましたね。この時が初めてではなかったでしょうか。それからは、大学でクラブに入ったりして仲間と焼き鳥屋とか行くようになって生ビールとか飲むようになったと思います。それからかれこれ40数年ですね。お酒って、食事の時のお茶かわりのような存在でした。

禁酒の歴史


それから、最初に禁酒というかお酒が飲めなくなった環境に遭遇したのが、中近東のクエートに5年間赴任した時です。クエートはイスラム教で飲酒を禁止している国でしたから。1983~1987年、25歳から30歳までですね。まあ、日本に帰った時などは浴びるほど飲んでいましたが。


本格的な禁酒は、ランニングを始めてからです。最初のフルマラソン挑戦のために、2か月ほど禁酒しました。2000年、43歳の時でした。その4か月後も2度目のフルでやはり1か月の禁酒です。2002年、45歳でフルのためまた短期の禁酒。2006年、49歳、ホノルルマラソン向けて3ヶ月の禁酒。

とまあ、マラソンのための禁酒という時期です。


2014年、57歳。かなり太ってしまったので、京都マラソン前を機に禁酒、禁煙、炭水化物ダイエット。禁酒1年間。これは、ダイエット目的です。


というのが、私の禁酒の歴史です。

今回は、コロナ禍で自粛生活をしていると休みの日とかやることないので、昼からハイボール飲んでしまうし、平日も通勤時間がないので、仕事が終わってから飲みだす時間が早くなり酒の量がとても増えて、普通ハイボール3本ぐらいだったのが倍くらいなりだし、体重が増えただけでなく、肝臓に「ちょっとヤバイな」と思いだしたしました。健診も、rGTPは67(標準値は50以下)と高めでしたし、初めて脂肪肝という診断も受けました。

ということで、最初は、「節酒しよう」と思っていたのですが、すぐ挫折したので、この際、お酒をやめることにしました。

禁酒の経過


2020年6月から、完全にやめてみました。タバコと違い案外禁断症状は出ないものですね。ノンアルコールビールも飲みたいと思わなくなりました。いつもそうですが、禁酒するとすぐお通じがよくなります。また、最初は、寝つきがあまり良くなかったですが、1か月後からかなり寝つきはよくなりました。そして、夜お酒のむとおつまみ的なのを食べたくなりますが、飲まないとそういう食欲は不思議な物でそんなにありませんね。1か月半後くらいから、ちょっと自分でも驚くくらい、どんどん痩せていきました。

そして、今は、1年以上経ちましたが、お酒は飲みたと思わないし、今飲むと多分凄く気分が悪くなるだろうなと感じます。また、お酒を飲まないとダイエットはしなくても大丈夫になりますね。食欲は抑えられるような気がします。お酒は食欲を増すと思います。よって、お酒を飲みながらのダイエットは相当難易度が高いと思います。

よって、食事制限なしのただお酒をやめるだけというゆるいルールのダイエットをするのがポイントですかね。

なぜ、お酒を飲みたくなるのかを論理的に説明されている本が、アレン・カーの「禁酒セラピー」です。最初は、「禁煙セラピー」の本が出ました。飲みたい、吸いたい理由が科学的にわかるとその対処の仕方もおのずとわかるということです。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という孫子の兵法ですね。

この本は、結構おすすめですよ。私は、両方の本を読んで、禁煙も禁酒も成功させました。

要は、ドーパミンの罠に引っかかっているということなのです。

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私の禁酒の秘訣は、ダイエット目的にしたことです(実際には食事制限なし)。

酒をやめると、どんどん痩せていきますので、普通に食事してOKです。私は筋トレやっているので、もっと体重増やそうと、結構無理して食べることもありますが、簡単には太りません。これは、全て、酒をやめたのでできることです。

ダイエットのため、食事制限するとストレスたまりますが、酒をやめれば、あとは、腹いっぱい食べてOKというのは、ストレスがかかりません。結局、たくさんは食べれません。酒はいくらでも飲めちゃいますが。

痩せてくると、食も細くなり自然とダイエットができたというのが私の経験です。

禁酒グッズ

禁酒グッズではないですが「アルコールチェッカー」というのがあります。私も購入しました。アルコール摂取量を確認して飲みすぎを防ぐには有効かと思います。

また、ネットではいろいろな禁酒グッズが販売されているので、購入されるのも手かもしれません。

これとか着て飲み会に行けば、お酒を無理やり進めらることはないかもしれません(会が盛り上がってきたら、逆に飲まされるかもしれませんが)。

禁酒の効果

1)健康

まずは体重ですよね。お酒そのものにカロリーがあります。また、お酒を飲むとつまみの柿ピーとか食べたくなります。禁酒すると不思議なもので、夜、つまみを食べたい欲求はほぼなくなります。ということで、毎晩約1,000kcal、月間30,000Kcal、体重換算で4㎏を摂取していたことになります。体重が増えると糖尿とか様々な病気を引き起こします。今は、60kgで安定しています。すごいことです。

また、飲酒により肝臓は直接ダメージを受けるのは常識です。昨年末の健診では脂肪肝も治っていました(祝)。禁酒してからお通じがよくなり、腸内環境も改善しているはずです。また、お酒を飲むと睡眠が浅くなり、寝起きが悪くなりますが、今は、改善しています。2019年3月より日本でコロナが蔓延し、会社は在宅勤務になりました。土日もやることがなく、お酒の量が増えていき、グラフで示すように「快眠スコア」も低下していき、100点満点の50点を切るところまで行きました。6月より禁酒を始めたら、睡眠の質は劇的に改善し、今では、90点近くになっています(2022年12月現在)。

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今は、家でも健康診断を受けれます。こういうサービスを利用するのもありですね。


2)時間

宴席があった後は家で寝るだけとか、家のみでも、お酒飲むとダラけて、学習する意欲はなくなり、ビデオをみてダラダラ過ごす時間が多いものですが、お酒を飲まないと時間ができました。


3)お金

これって、結構節約できますね。大体月に飲み会は月6回が平均でした。今は、コロナでほぼ0になりましたが、After Coronaでは復活するでしょうが、オンライン飲み会とか続くでしょうから外での飲み会回数は減るのでしょうね。また、家飲みだけでもかなりの節約になると思います。その分を新しく始めた筋トレとかストレッチのトレーニング費用等に充てています。

4)老化防止

なんか最近若返ったような気がします。筋トレのせいで成長ホルモンがでているのかなとか思っていましたが、どうも禁酒のせいのような気がします。アルコールで活性酸素が出ていたのがなくなりましたからね。

5)筋トレ

タンパク質の吸収を阻害するので、筋トレやっている人は、お酒はやめたほうがいいです。

ところで、タンパク質というと「鶏むね肉」と「プロテイン」が定番ですが、私は、BASEパンという栄養入りパンを毎朝摂っています。タンパク質14gもあるのです(プロテインの8割くらい)。また、これにはタンパク質以外にもいろんな栄養素が入っていますし、味もいろんな種類がありとてもおいしいです。是非おためしあれ。

最近の若者はそもそも飲酒習慣がない

厚生労働省「国民健康栄養調査」では、「週3日以上、1日1合以上飲酒する場合に、飲酒習慣があるとしている」としています。我々の世代からすると「それくらいだったら下戸の人以外は皆あてはまるのではないの?」と思いますが、世代間で違いがあるようです。

左図は、ニッセイ基礎研究所の資料ですが、1997年と2017年の飲酒習慣率を比べると、男性は全ての年代で、女性は20~30歳代で低下しています。

若い人は下戸じゃない人も飲酒を習慣にしていないという事です。立派ですよね。彼らの親は飲む世代だったろうにと思います。

同研究所によると、これは、米国でもそうらしく、ミレニアル世代を中心に「ソーバーキュリアス(Sober Curious)」という自分の身体や精神の健康を考えて、あえて飲酒をしないという動きが見られるそうです。Soberは「しらふの、酒を飲んでいない、普段酒を飲まない」、Curiousは「好奇心の強い、~したがる」といった意味であり、Sober Curiousは「しらふでいたがる」というニュアンスになるみたいです。

20歳以上の成人8000万人の半分の4000万人が日常的にお酒を飲まないそうです。

これが新しい価値観なのですね。上記の「禁酒の効果」などは、若い人からすると当たり前で、彼らからすると「なんで酒飲んでんの?」って感じなのでしょうね。私の価値観はかなり古かったということで反省です(涙)。

→【2023年4月19日】禁酒してから、そろそろ3年になります。まったくお酒を飲みたいと思いませんし、おなか一杯食事しても体重は増えませんので、体重増やダイエットのストレスは全くありません。これって、精神衛生的にもいいですね。

お酒やめるのをおすすめします。

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