アルミフレームのクロスバイクにドロップハンドルをつけて、もう17年も乗っています。そろそろ憧れのカーボンフレームのガチのロードバイクに買い換えようと思います。ちょうど「サイクルモードTOKYO」も開催されるので、最適なバイクを見つけようと思います。
まず、私のバイクの使用目的をはっきりしてそれに適したバイクを選びたいと思います。
私のバイクの使用目的は、「年に3~4回のオリンピックディスタンス(バイク40km)のトライアスロンにでるということとそのために年間2,000㎞くらいのロードでの練習をする。時々街乗りもする」であり、そのために快適にライドができるモデルを選択したいということです。
フレーム
フレームの素材は、アルミ・クロモリ・カーボンとあり、カーボンが一番軽量で、高価です。またカーボンも高品質の物もあり、価格も上がります。
フレームは、通常は、どのオケージョンでもそこそこ威力を発揮する「オールラウンダー」ですが、高価なものは、速さ・デザイン性の「エアロード」または長距離走行用の「エンデュランスモデル」があります。
→オールラウンダーですが、エアロ形状のカーボンにしました。
ギアコンポ
ロードバイクのギアコンポには、主にシマノ、SRAM、Campagnoloの3つのブランドがあります。シマノが一番ポピュラーですかね。
シマノの機械式のギアコンポは、SORA(ソラ):エントリーレベルのグレードで、4万円前後から。Tiagra(ティアグラ):ミドルレンジのグレードで、6万円前後から。105(ワンオーファイブ):ハイエンドユーザー向けのグレードで、8万円前後から。Ultegra(アルテグラ):競技志向のユーザー向けのグレードで、15万円前後から。DURA-ACE(デュラエース):プロレベルのユーザー向けのグレードで、20万円前後から。
がありますが、2009年に電子式ギアコンポのDi2がシマノから発売され、デュラエースグレードの製品に組み込まれましたが、今は、105グレードの製品にも採用されています。
Di2は、簡単に電気信号でギア変速を行うことができます(ボタンを押すように)。一回の充電で1,000km走行できるので頻繁に充電する必要もありません。
フレームをカーボン、ギアコンポを105にして、約35万円。フレームをカーボン、ギアコンポを105グレードでDi2にして、約50万円となるので、Di2に15万円分の価値があるということになります。
→最初は、マニュアルの105にしようと思っていましたが、電子式ギアコンポはいいと店員さんに勧められ、105タイプのDi2にしました。
ブレーキ
リムブレーキ、ディスクブレーキ(ケーブル式)、ディスクブレーキ(油圧式)の順に高価になります。
リムブレーキは、ケーブルで車輪のリムという部分を挟んでブレーキシューで制動する方式です。ディスクブレーキは、車輪の中央にあるディスクローターという部分を挟んでブレーキパッドで制動する方式です。
ホイール
材質は、アルミホイール(5~10万円)とカーボンホイール(15~30万円)があります。
構造は、クリスチャンホイール(U字構造のなかにチューブをいれる最も一般的なもの)、チューブラホイール(筒状のタイヤの中にチューブが縫い込まれており、筒状のリムにタイヤを固定する構造)、チューブレスホイール(近年になって普及し始めたタイプで、チューブを使わないでタイヤのみで使用できるところが特徴です)。後者になるほど、パンクしにくく、高価。
ホイールリムの高さには様々な種類がありますが、20~30mm前後のローハイトが無難です。31~45mmはセミディープ、46~80mmはディープと呼ばれており、数字が大きくなるほど、かっこよくはありますが、空力性能が増します。そしてその分リムが重くなります。
タイアの太さは以前は23Cが標準でしたが、今は25Cが標準のようです。30Cまで履けるのがいいみたいです。
→カーボンホイールまではいいだろうとアルミのクリスチャンホイールで21mmのローハイトでタイヤの太さは28Cです。なんでも最近は、23でも28Cでもスピードがそれほど変わらないので、乗り心地のよい28Cが標準装備になっているのだそうです。
ワイヤー
高価なモデルは、フル内装(ワイヤーがむき出しになっていない)になっていてスッキリしています。
→今回はフル内装ではないですが、ハンドルテープの中にほとんどおさまりかなりスッキリしています。
重量
カーボンフレームのバイクで約8㎏くらいですか、これより軽いとかなり軽量といえるでしょう。
→Just8㎏です。
価格帯
ピンキリですが、フレームをカーボンにすると2~30万円になります。
それにギアコンポを105にすると30万円台。
ギアコンポを105グレードのDi2にすると50万円くらいになります。
あと、フレームデザインをエアロにしたり、ホイールをカーボンにしたりとやっていくと100万円に近付いていくという感じでしょうか。
購入機種
下記モデルをサイクルモードの帰りに川崎のY’sRoadで今日(2023年4月16日)購入しました。27日納車です。
TREK ( トレック ) ロードバイク EMONDA SL 6 PRO Di2 ( エモンダ SL 6 プロ Di2 ) ドニエストル ブラック/トレックブラック 52
エアロ形状のカーボンフレーム+105 Di2+油圧ディスクブレーキで税込み:529,100円 (8.25kg)です。サイズ50。
仕様
フレームセット | |
フレーム | Ultralight 500 Series OCLV Carbon, Ride Tuned performance tube optimization, tapered head tube, internal routing, DuoTrap S compatible, flat mount disc, 142x12mm thru axle |
フォーク | Emonda SL full carbon, tapered carbon steerer, internal brake routing, flat mount disc, 12x100mm thru axle |
フレーム フィット | H1.5 レース |
ホイール | |
フロントホイール | Bontrager Paradigm Disc, Tubeless Ready, 20mm rim width, 100x12mm thru axle |
リアホイール | Bontrager Paradigm Disc, Tubeless Ready, 20mm width, Shimano 11/12-speed freehub, 142x12mm thru axle |
フロントハブ | Bontrager Paradigm Comp 25, Tubeless Ready, 25mm rim width, 100x12mm thru axle |
フロントスキュワー | Bontrager Switch thru axle, removable lever |
リアハブ | Bontrager Affinity Comp, Shimano 11/12 speed freehub, 142x12mm thru axle |
リアスキュワー | Bontrager Switch thru axle, removable lever |
リム | Bontrager Paradigm Comp, Tubeless Ready, 24-hole, 21mm width, presta valve |
タイヤ | Bontrager R2 Hard-Case Lite, aramid bead, 60 tpi, 700x28c |
最大タイヤサイズ | 28c |
ドライブトレイン | |
シフター | Shimano 105 R7170 Di2, 12 speed |
フロントディレイラー | Shimano 105 R7150 Di2, braze-on, down swing |
リアディレイラー | Shimano R7150 Di2, 36T max cog |
クランク | Shimano 105 R7100, 50/34, 170mm length |
ボトムブラケット | Praxis, T47 threaded, internal bearing |
カセット(スプロケット) | Shimano 105 7100, 11-34, 12 speed |
チェーン | Shimano SLX M7100, 12 speed |
最大チェーンリングサイズ | 1x: 50T、2x: 53/39 |
コンポーネント | |
サドル | Bontrager Aeolus Comp, steel rails, 145mm width |
*シートポスト | Bontrager carbon seatmast cap, 20mm offset, short length |
*ハンドルバー | Bontrager Elite Bontrager Elite VR-C, alloy, 31.8mm, 100mm reach, 124mm drop, 38cm width |
ハンドルバーテープ | Bontrager Supertack Perf tape |
*ステム | Bontrager Pro, 31.8mm, Blendr compatible, 7 degree, 80mm length |
ブレーキローター | Shimano SM-RT70, centerlock, 160mm |
ローターサイズ | 最大ブレーキローターサイズ: 160mmフロント&リア |
重量 | 50 – 8.0kg |
フレームサイズ
Y’s Roadでは、「BiORACER Lite」というのを使ってサイズを推奨してくれます。私の体形は、肩幅がやや広い以外は標準平均サイズで、フレームサイズは、「50」「52」のどちらもいけるとのことで、どちらも乗ってみましたが、トップチューブ長が「52」だとちょっとハンドルまで遠く感じ、短いほうがしっくりきたので「50」を選択しました。シートポストは、オリジナルのShort lengthのMaxでちょうどでした。もっと高くしたい場合のために3万円高のLong length Versionという手もありましたが、低くすることはあっても高くはしないだろうということで、オリジナルでいくことにしました。
ペダル
これにこの前購入したペダルをつけます。
アクセサリー
サイクルコンピューター 以前使っていたのは有線でしたが、今は、皆無線ですね。GARMINのサイクルコンピューターが一番人気のようですが、値段もそこそこします。私は、GARMINのウオッチ(955)を持っているので、サイクルコンピューターは必要最低限のデータの表示を大画面でしてくれるやつでOKです。キャットアイ PADRONE+ CC-PA110W
ライトはキャットアイのURBAN2 HL-EL160
そしてサイクルコンピューターとライトを同時に取り付けるブラケット(OF-200)。これでハンドル周りがすっきりします。
ついでに鍵も、折角カーボンにしたのに重い鍵つけたくないですよね。セキュリティレベル3ですが、そんなに長く止めることもなかろうと、これの黒を購入。
グローブも
携帯空気入れ
グリーンファンディングで画期的な優れものを発見しました。「CYCPLUS CUBE」(8,950円)97g 20分の充電でタイヤ2本分の空気入れが可能(100PSI=7bar)。2023年6月末出荷です。
家用でも今は電動ポンプがあるのですね。しかも5,000円くらいで安いです。
乗り心地
当たり前ですが、アルミと比べてかなり軽いです。軽いと坂道で威力を発揮すると思います。そして、電子式ギアが簡単でいいですね、急な坂道で威力を発揮します。タイヤは以前はクロスバイクで空気圧も4barくらいにしていました。今回は7barなので、結構硬いという感覚です。トレーニングで風の強い河川敷を走りますが、軽いと横風の影響をうけますね。リムをディープにするともっと風の影響受けそうです。
Y’s Road動画
Y’s Roadはいろんな動画を揃えています。
雑感
週末(2023年5月14日)に横浜トライスロンに出ましたが、みんないいバイクにのっているのですね。見ただけで100万円超えのバイクがごろごろしていました。いやー、凄かった。
今まで乗っていたバイクは、おしゃれな街乗り用に改造したいと思ってます。
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