半月板損傷のリハビリ・筋トレ~ヒアルロン酸注射とソーマダイン、PRP療法

ストレッチ

今年は怪我をしないように、脚で走るのではなく臀筋で走るようにしようとランニングフォームを変えたのです。臀筋を意識して膝のクッションをいかして前傾で走るという感じですね。

膝のクッションが「へたくそ」だったのだと思います。左膝を痛めてしまいました。

それが1月です。走れないほど痛くはなきので、少し練習量を減らして調整していました。それでもなかなか治らないので、3月からはランは中止し、歩きを増やすということにしました。4月に入って、治らず、2週間後のかすみがうらマラソンは棄権することにしました。その後、炎症を起こしてしまい、脚が腫れてしまいました。さすがに整形外科に行き、MRIやレントゲンを撮って診察してもらうと、

「半月板損傷です。走りすぎですね。全治2~3か月です。」

という診断でした(涙)。

ということで、ランニングどころか、ゴルフも中止です。来月のスパルタンも参加を見合わせることにしました。

病院では、リハビリもやってくれるので、今から、全力で治さないといけません。6月のゴルフはキャンセルしていないので、1か月半で完治を目指すことにしました。

対処療法

半月板(meniscus)損傷の度合いによって、「半月板摘出」「縫合」という外科的治療がありますが、私は一応歩けますし、そこまでの病状ではないようです。

1)ヒアルロン酸注射

この注射により、①関節の働きを改善する ②膝の痛みを軽減する ③炎症を和らげる という効果があり、一週間に1回を5回、その後は、症状によって2~4週間に一回続けるといいそうです。

ステロイド注射

それでも、痛みが引かない時は、ステロイド注射で鎮痛する方法もあるそうです。

PRP療法

PRP(Platelet Rich Plasma)療法=多血小板血漿療法は、患者様ご自身の血液から抽出した「多血小板血漿(PRP)」を、実施部位に注射する再生医療もあるそうです。

PRP(多血小板血漿)療法は、その名の通り、血小板が豊富に含まれた成分を用いた治療法で、 血小板の機能を活用した再生医療です。血小板には、血管が損傷したとき、固まって出血を止める働きがあります。また、種々の成長因子を放出する働きもあります 。PRP療法には、血小板から放出される成長因子等の成分により、傷んだ組織の修復や関節炎の症状軽減を促進する効果が期待されるとのことです。

2)ソーマダイン(微弱電流治療器)

細胞が損傷を受けると、その部分の細胞から、アデノシン三燐酸(ATP)の増大の要求が高まり、それが増えることでタンパク質の合成が促進され組織の修復が早まり、症状が回復していきます。

人間の身体は、それを行うために自然治癒力が働き、正常組織から微弱な電流が流れて自己修復するのですが、この器械は、その微弱電流を人工的に作り出します。血流をよくしたり、脳をストレスから解放させる効果もあるそうです。

毎回、リハビリの時に4分間、左膝に電極をあてて通電します。

予防治療

膝を損傷した原因を突き止め、また痛めないように病院で指導してもらいます。

1)左下脚の傾き矯正

左のすねが外側で5度ほど傾いているそうです。よって、走るときに身体が開きやすくなり、それを膝で調整しようとして負荷がかかっているということです。よって、動画のようにすねを内側に動かすトレーニングをするといいそうです。

2)大腿四頭筋の筋トレ

左の大腿四頭筋の筋力が2割ほど右より少なくなっているそうです。以前、同じような測定で、14%でしたので、以前からですね。この筋力は当然ランナーとしては重要なので、特に左の四頭筋強化は必須です。

3)初動負荷トレーニング

先月末から始めた「初動負荷トレーニング」も低負荷ですし、脚の動きをスムーズにしてくるので有効かと思います。

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4) 認知動作型トレーニング

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1年半後の経過

症状が出だして1年半、病院に行きだしてから1年2か月が経ちました。今日は、経過観察ということでMRIを撮りました。

半月板は、少し内側にちょっとだけはみ出している状況です。自覚症状としては、正座をすると若干まだ痛みがでるので、少し右側に体重をのせるとできるという状況。また、左脚を折り曲げて内側にひねると痛みがでるというところまできました。ランニングしても痛みはぜんぜんでませんが、半月板に上からの負荷をかけ続けるのはよくないので、様子を見ながら経過観察というのが診断結果です。次回の検査は、半年後の12月です。

左膝の裏に「ガングリオン」のような嚢胞ができているとのことです。大きくなrなければ問題ないということです。

右脚に大きな嚢胞ができ、それが坐骨神経圧迫して1年半、歩行困難までなったので気をつけないといけません。

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