言うまでもなく「歯」は大切です。よく噛むという事は栄養摂取に重要なわけですので、きちんと歯はメンテナンスしないといけませんね。しかし、歯医者さんへは、虫歯になった時だけ行くという方が多いのではないでしょうか。散髪に毎月行くように、歯医者にも定期的にメンテナンスを受けに通うのが、ニューノーマルなのだそうです。
歯周病と歯石
先日、テレビで40代の大物男性芸能人と20代の女優さんが歯医者について話をしていました。両人とも歯の見た目は非常にきれいでした。しかし、女優さんが毎月歯医者に行ってメンテナンスしてもらっているのを40代の俳優さんが聞いて驚いていました。彼は、めちゃくちゃ歯を毎日磨いているので、歯医者に行く必要がないと言ってましたが。
皆さんどう思われますか。大体、子供の頃から歯医者にいい思い出はないのでしょうか。なので、歯をちゃんと磨いて虫歯にならないようにして、歯医者にはなるべくお世話にならにようにしたいと思っている人が特に中高年には多いと思います。
80歳になっても28本のうち20本以上自分の歯を保とうという8020(ハチ・マル・ニイ・マル)運動というのがあるように、高齢者になるほど歯がなくなる人が多いそうです。
これは歯に対する認識が全体的に低いからなのではないでしょうか。虫歯は治療しないといけないけど、後は歯を磨いていれば大丈夫だと思っている人が多いと思います。しかし、やはり高齢者になるほど歯が抜け落ちてしまう人が多いようです。
中高年になってくると虫歯より歯周病に注意が必要です。その原因の歯石は自分では取れないので、定期的に歯医者さんで取ってもらわないといけません。それを怠るとまず歯槽膿漏になり、口臭がひどくなります。歯周病菌ってかなり強力なので、内臓の手術をする場合は、まず、歯の治療をしてからというほどだそうです。
かくいう私も歯医者さんに散髪屋さんのように3か月おきとか定期的に行くものだとは思っていませんでした。しかし、そのくらいの頻度で行かないと、歯石のない歯をいつも保っておくことはできないそうです。
あと20代の女優さんのように、若い人の間では、歯医者や美容室と同じように定期メンテしにいくところだというのが、新しい常識のようです。
手入れ
全てを歯医者さんまかせにせず、自分での手入れも当然ながら大切です。フロスと歯間ブラシでの手入れが重要です。
フロスは、いろいろ種類があります。私は、つるつるするプラスティック感の強いフロスは苦手で、このタコ糸のような質感のフロスが好きです。
セラミック歯
昔の銀歯などは、材質により口の中で放電している場合もあるとかで、私も、全て、セラミックに変えました。いろいろ種類があるようですが、「ジルコニアセラミック」と言って、外側がセラミック、内側が人工ダイヤモンドとして知られるジルコニアで作られているやつです。セラミックとジルコニア両方の良さを兼ね備えており、見た目が自然な上に耐久性や強度に優れているのが特徴です。それで、歯の隙間を調整することもできました。
1本、約11万円とコストもかかりましたが、食物をとる時に一番大事なのは歯なので、歯には投資していいと思います。
ステイン クリーニング
茶渋などが歯の表面につき歯が変色します。それをおとすには、専用器具が必要となります。2週間に一回くらいのペースで手入れするとよいということです。
ホワイトニング
ホワイトニングは自分の歯しか白くなりません。よって、私のようにセラミック歯にしている場合は、その色に合わせたホワイトニングになります。よって、芸能人のような真っ白ではないですが、そこそこの白さにしてもらいました。歯に過酸化水素水が10%程度含まれているシールのようなものを張ってやる方法で、小一時間でやってもらいました。メカニズムは、色が付いた歯の表面の薄い膜がはがれた状態になり、その膜は、半日から1日程度で再石灰化しもとに戻るという仕組みです。
このシールは、日本では過酸化水素水が6%超えると劇物指定になるので市販されていないですが、アメリカでは普通にドラッグストアで売っているそうです。
ただし、ホワイトニングシールはいろいろ種類があり日本でも売っているものもあります。
噛みしめ防止
また、高齢化すると歯周病でなくても、噛み締める事により、歯がボロボロになってきたりするのだそうです。よくスポーツ選手が歯を食いしばるのでそうなると言われています。なので、その防止マウスピースとかが売られいるくらいです。
歯茎マッサージ
歯茎も定期的にマッサージすることにより、血行がよくなります。歯医者さんでやってくれるので、定期的にしてもらっています。とても気持ちよく、寝落ちしたりします。
舌
また、歯ではないですが、舌も電動歯ブラシで定期的にクリーニングしています。
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