自転車のイベントは交通規制の関係でランニングのように東京では、頻繁にはありません。ましてやスピードを競う本格的なやつは少なく、それはもうトライスロン競技の中に含まれます。まあ、トライスロンも大がかりな大会になるので、ランニングイベントほどが開催されません。
しかし、都心を大勢のサイクリストと駆け巡るのは、なんとも爽快な気持ちになります。
下記の「Bicycle Ride in TOKYO」と「BIKE TOKYO」はコロナを契機に終了となってしまいましたが、「東京夢舞ポタリング」は、15年前より続いています。
東京夢舞いポタリング「東京のんびり自転車散歩」
ポタリングPotteringって「ぶらぶら当てもなく歩く」という意味だそうで、自転車で36kmブラブラ走りましょうという企画で、2008年から始まり、毎年10月中旬の日曜日に開催されます。2019年は台風で、2020年、2021年はコロナで中止となりました。2022年は10月9日に開催されました。エントリー:6/17~9/11。2023年は10月8日開催です。22年の参加人数は63名です。
この大会は、東京夢舞いマラソンと同時企画で、マラソンのほうは、凄くマイナーな大会として2001年に始まり、2002年10月に全国から参加を募集し、実質の第一回大会(第3回)が開催され、私も参加しました。これは、歩道で都心を走る企画で、いつしか東京でフルマラソンを実施したいという夢のもとに計画されました。6年目の2007年に本当に「東京マラソン」が開催され、夢が実現しました。
参加費:4,500円(定員300名)
【2023年10月8日】42㎞だと思っていましたが、39㎞だそうです。先頭のチームだったこともあり、ちょっと道に迷ってしまいましたので、結果的には、42㎞を5時間かかった計算になります。
休みの日の都心は車が少なくていいですね。涼しい秋の日に、友達とだべりながら、東京観光をするというとっても贅沢な時間を過ごせました。
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【2014年10月13日】最初は、皆で固まって、ボランティアのリーダーのような人が先導します。この人達が、かなりゆっくり先導するのも、自転車組の時間がかかり過ぎる原因でもあります。私は、20kmくらいから、休憩の後、前の集団に追いつこうと少し速めに行きました。交差点毎にボランティアの方がいて、道案内をしてくれるので迷うこともありません。
いつまでたっても追いつかないので、交差点のボランティアの人に、前の集団はどのくらい先かと聞くと、集団はなく、私が4番目だという返事でした。そうです。いつの間にか、先頭に出て、そのまま突き進んだようです。
都心の車道は、たくさんの信号があり、なかなか進みません、歩道はマラソン組が走っているのですが、ほぼ同じ速度での走行となりました。という事で42kmを4時間半もかかりました。まさにポタリングって感じですね。
日比谷公園がスタート、フィニッシュの起点になっていますが、ここまで、自宅から往復30kmです。よって、今日は、朝7時から、午後3時までの8時間で、お昼など食べながら、72km自転車にゆっくり乗ったということで、いいトレーニングになります。
ボランティアは、中高年の方が多いですね。そういう中高年の方に支えられて、こういうイベントが成り立っているのだと思います。今後、ますます中高年が増える日本ですが、このようにうまく分業ができれば、いい社会になるなと思いましたし、私も、もう少ししたら、恩返しでこういうボランティアをしようと思いました。
Bicycle Ride in TOKYO
これは、3回ほど参加していて一番のお気に入りの大会です。残念ながら2020年も2021年もコロナで中止で、2022年1月ご今後の開催も中止で終了となってしまいました(涙)。
約30kmのコース(日比谷公園―国会議事堂―環二通り―銀座―築地―晴海大橋―富士見橋―豊洲―越中島―永代橋―東京駅一皇居パレスサイクリング―日比谷公園 )をおしゃべりしながら4時間かけてrideするというものです。毎年4月末の日曜日に開催され、いい天気なので自転車で風をきって走るので気持ちがよいです。途中通る隅田川とかも綺麗な川になっています。また、豊洲市場を散策したりと、どんどん変わっていく東京の変化を楽しめます。
RIDEイベント自体は30kmと短いですが、集合場所の日比谷公園までの往復を入れると家から60km弱ですので、いい練習になります。
毎回楽しみにしているスタバの休憩所は2019年で終わりだそうで、ちょっぴり寂しい気がしました。
ドコモ・バイクシェアの電動アシスト自転車レンタルを利用している人が多いです。これだと自転車をわざわざ日比谷公園まで持ってこなくてもいいのでお手軽です。また、最近は、お子さん連れも多いですね。
BIKE TOKYO (旧 東京シティサイクリング)
これも毎年9月末の土曜日にやっているイベント(35㎞)です。2020年はコロナで中止です。ここもその後終了になったようですね(涙)。
私が参加したのは、2014年です。初めての参加だったので、非常に遅いという印象でしたが、今となれば、そのくらいのスピードでないと危ないということです。
東京都も後援しているので、片側一車線は自転車に解放されます。警備員のような人たちも100m毎に配備され、それにボランティアもいるので、結構至れり尽くせりです。
しかし、「遅ーーーーい!」んです。皆が一列になっているし、信号で止まるので、6分/kmペースというランニングペースになってしまうのです。
結局、9時スタートの14時前にゴールという、5時間弱もかかってしまいました (2014年9月21日記)
OCBC Cycle Singapore
本格的な自転車レースには一度だけシンガポールで参加したことがあります。
これは、OCBC Bankがスポンサーの高速道路を突っ走る本格的なロードレースです。現在は毎年5月に開催され、1万人以上が参加する大規模大会です。
シンガポールは暑いので、マラソンでも早朝スタートです。これも朝の5時半スタートでした。私は通常時速25㎞くらいなのですが、周りは初めから時速30㎞以上でのスタートで最初から緊張感満載です。そして長い高速道路の下りに差し掛かると、皆、スピードを弱めるどころか加速し始めて、時速50㎞以上になります。早朝で少し地面は湿っていたりしてスリップしそうな感じです。「身の毛がよだつ」とは、このことかと実感しました。
少し慣れてくると、日ごろ車でしか通れない高速道路をBIKEで行けるので楽しくもあります。また、コースは周回コースなので、最初下りの道は、今度は上りに変わります。そうすると今後はスピードが上がらずかなり苦しい思いをするわけです。
結局59㎞を2時間20分ほどでかかり、時速27㎞ということでした。フルマラソン完走後一週間しかたっていませんが、使っている筋肉が違うのか筋肉痛にはなりませんでした。(2012年3月記)
いずれにしても、BIKEはちゃんとメンテしておきましょうね。
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