昨日、東京ドームで開催されたドジャース戦を観戦してきました。私が野球を生で観戦したのは子供の頃に一度だけで、実に60年ぶり、生涯2回目の野球観戦でした。久しぶりの球場の雰囲気に少し緊張しつつも、MLBの試合を日本で生で観られる貴重な機会に胸が高鳴りました。
球場に足を踏み入れた瞬間、感じたのは圧倒的な熱気です。東京ドームは、ただの球場というよりも、まるでコンサート会場のような華やかさがありました。巨大なスクリーンが試合を鮮明に映し出し、オープニングイベントの演出も見事でした。さらに、守備交代の際にはさまざまなアトラクションが繰り広げられ、試合以外の時間も楽しめる工夫が随所に感じられました。
試合はテンポよく進み、特にMLBで導入されているクロックシステムのおかげで、ダラダラとした展開にならず、観戦しやすかったです。総合エンターテインメントとしての完成度が非常に高く、ただ野球を見るだけでなく、一つのイベントとして楽しめる要素が満載でした。
そして、この日の最大のハイライトは何と言っても大谷翔平選手の今季第1号ホームランです。打球が放たれた瞬間、球場全体が一気に沸き立ち、まさに「これを見に来たんだ!」という興奮が押し寄せました。久しぶりの生観戦で、こんなドラマチックな場面に立ち会えたのは、本当に幸運でした。
また、意外な発見として、飲み物などを販売している売り子の方々が、まるでアイドルのようにかわいらしく、驚きました。東京ドームの雰囲気をさらに華やかにしている要素の一つかもしれません。
MLBの迫力を生で体感し、大谷翔平選手のホームランまで見られるという、最高の時間を過ごしました。日本にいながらにして、アメリカの野球文化にどっぷり浸かった一日。この体験を通して、またMLBの試合を現地で観戦してみたいという気持ちが強まりました。
東京ドームでのこの貴重な体験は、間違いなく一生の思い出に残る一日となりました。
また、次女が住むロサンジェルスにもう一度大谷選手のホームランをみに行くのが、多分、人生三度目の野球観戦となるでしょう。



【2025年11月2日】
前評判は、ドジャーズは4-0で完全勝利との予想でした。ドジャーズの選手の年棒の贅沢税の総額がブルージェーズの選手の総年棒と同じということで、スーパースター軍団が圧勝するということでした。
1戦目、大谷選手が2ランを打ちましたが4-11と大幅に負け越しました。ワールドシリーズで初戦を勝ったチームが75%の確率で勝つというデータもあり、一気にドジャーズ圧勝に暗雲がたちはじめました。「ブルージェーズ強いじゃん」というのが率直な感想でした。
2戦目、山本が圧巻の完投で5-1でドジャーズが勝ち、これでLAの本拠地に戻り3連戦で、3連勝して勝つというシナリオができました。
3戦目、大谷が2HRは長打5四球9出塁の歴史的大活躍!、しかし5-5で延長戦へ、投手も佐々木、カーショーなど総力戦で最後は昨日先発完投の山本までブルペンいりしました。なんと延長18回裏フリーマンの一発で勝ちました。なんでもワールドシリーズ2番目に長い試合となり6時間40分にも及びました。私も応援で疲れ果てました。これで最後に勝ったからよかったものの負けたら本当に疲れたでしょうね。ということで、シナリオどおりです。疲れはてたブルージェーズは連敗するだろうというのがもっぱらの予想でした。
4戦目、大谷先発予定で、前評判でここでドジャーズが勝ち、大谷が投手で6回まで投げて2HRをやったフィリーズ戦のような活躍をするだろうと観戦チケットは爆上がりし、一番高いネット裏の席が500万円になったそうです。結局大谷は6回途中まで投げて2失点。ブルージェーズ打線爆発2-6でブルージェーズの勝ちで2-2。
5戦目、先行のブルジェーズの1番、2番に連続HRを打たれいやな予感。またもやブルージェーズ打線爆発、一方ドジャーズは22歳のルーキー投手に抑え込まれ1-6で完敗。まさかのホームでの2連敗。これで2-3でドジャーズ危うし。正直ブルージェーズが王手をかけており、次からは敵地のトロントでの勝負なので、次でブルジェーズの勝ちで終わるだろうと思いました。それくらいブルージェーズの打撃は凄かった。
6戦目、先発の山本投手が6回1失点、佐々木投手が救援登板で相手打線を封じた。大谷は2塁打1本。ベッツも久々のヒット。センター前のボールでキケとロハスがダブルプレーにして劇的にドジャーズが3-1でかろうじて勝利。これで対戦成績3-3のタイ。これでも多分最終戦はブルージェーズが勝つだろうなと思いました。
7戦目、大谷が先発です。さすがに大谷は疲れていたのでしょう調子よくありません。3回に3ランを打たれ交代。5回には、デッドボールを巡ってあわや乱闘に、殺気立ってきました。6回までにドージャスが2点をかえして2-3。同じ回に1点追加され2-4と差は開きました。7回までずっとブルジェーズ優勢で勝ちそうです。8回にマンシーがHR決めて3-4。9回表このままではドジャーズが負けます。ここでロハスが起死回生の1発で土壇場で4-4の同点。そしてスネルに代わって二日連続の山本登場。満塁のピンチをセカンドゴロをロハスがホームへ見事に投げてファインプレーでアウト、もう少しで終わるとこでした。次はセンターフライをキケと交錯しながらパフェスがフェンス際でのファインプレー、これも抜けていたら負けていました。本当にもう負けたと思いましたね。そして11回表、スミスの1発でこの試合初めての優勢で5-4。そしてその裏、1アウト1塁、3塁でブルジェーズ1打逆転優勝のチャンスに山本がショートゴロにしとめ、ベッツが2塁を踏んで華麗に一塁へ送球しダブルプレーでドジャース優勝!
シリーズMVPは山本投手へ。ドジャース優勝おめでとう!
あー、疲れた。でも元気もらえたな。
来年からの楽しみが増えました。


コメント