日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2019年データに基づく)、男性65.5%で女性が51.2%だそうです。2人に1人ですね。
そして、がんで死亡する確率は(2022年のデータに基づく)、男性25.1%(4人に1人)で女性17.5%(6人に1人)なのだそうです。
ということで、がんに対しては、当然のことながら注意が必要です。定期的に検査をするのは、早期発見に向けて非常に大切で、早期発見であればあるほど、完治する可能性も上がります。
ということで、高額ですが、PET-CTとDWIBS(ドゥイブス)は、どちらも全身のがん検査を一度に行う検査として注目されています。一度受けてみたいと思います。
- PET-CT:Positron Emission Tomography-Computed Tomography
- 検査の仕組み:
- PET-CTは、体内にFDGという検査薬を投与し、全身を撮影します。
- がん細胞は正常な細胞よりも**ブドウ糖をたくさん取り込む(糖代謝が高い)**という特性を利用しています。
- 撮影した画像からFDGの集まる部位を確認します。
- 所要時間と体への負担:
- 約3時間かかり、検査後にも待機時間があります。
- 検査の仕組み:
・ 得意な部位:
胃、尿路系、すい臓など。前立腺は不得意。
- DWIBS:(ドゥイブス)Diffusion-Weighted Whole-Body Imaging with Background Body Signal Suppression
- 検査の仕組み:
- DWIBSは、電磁気を受診者の体に照射し、全身を撮影します(被爆なし)。
- 正常な細胞は細胞同士の間隔が広いため、水の動きが速いですが、がん細胞は間隔が狭いため水の動きが遅くなります。
- 撮影した画像からこの水の動きを見てがん細胞を探します。
- 所要時間と体への負担:
- 約30分前後で終了し、安静時間は必要ありません。
- 得意な部位:
- 大腸、肺など。
- 検査の仕組み:
DWIBSは肺の検診は弱いので胸部CTとのセットになっているコースが多いです。しかし、胸部CTは、良性の腫瘍も発見してしまうので、組織検査とかまでして結局良性だったという例が多いそうですし、被爆量も多いそうなので注意が必要です。
私は東京の昭島市の『東京北部病院』の全身MRI検診(66,000円)を受診することにしました。
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