黄金のシニア人生を送るために50歳からやらなければならないこと~趣味で稼ぐ人生

スポーツ観戦

第二次世界大戦後の日本は朝鮮戦争特需をきっかけに重工業中心に驚異の戦後復興および高度成長期へと躍進しました。その過程で、労働資本つまり労働者が非常に貴重な資源となり、「集団就職」などを通して学生を「金の卵」ともてはやし、企業は社員の囲い込みに奔放しました。それが、日本での戦中頃から始まった「終身雇用制」の定着となったわけです。

1955年代より、55歳定年制度が導入されるようになりました。1955年の男性の平均寿命は64歳です。健康寿命は平均寿命より10歳弱低いですので、その頃は、「健康なうちは働く」ということだったのでしょうね。

高度成長期の終身雇用制のもとサラリーマンは、ただひたすら働きつづければ、豊かな生活が保証されていました。そして、定年後は、そんなに長くない余命を楽しんだのだと思います。

それから、平均寿命は75歳まで伸びてきましたので、1970年代から60歳に定年延長する会社が増えてきました。そして2000年から65歳雇用確保が努力義務化、2006年からは義務化されました。平均寿命はこの頃78歳です。2020年の平均寿命は男性81.5歳、女性87.6歳です。2060年予測は男性85歳、女性91歳です。

この1970年頃からですかね。「元気だけど定年後は何もやることがない」ということが語られるようになったのは。城山三郎著『毎日が日曜日』が出版されたのは1976年です。

当時、私は大学生でしたが、仕事しかしないような大人にはならないでおこうと思っていました。

さて、その後まもなく就職して社会人になっていくと、仕事は結構大変です。しかしやりがいもあるので、入社して10年も経つと「趣味が仕事で何が悪い」と思うようになってしまいました。その後、思う事があり、多趣味になっていきましたが。

そして、私も65歳になり定年の歳になってきました。

既にリタイヤしている同級生も多くいます。同窓会などで、定年後の生活はどうかと聞くと多くは「あまりやることがない」という話になり、楽しそうではありません。

要は、50年前に始まった現象はまだ続いているという事です。平均寿命が伸びている分だけ、そのやることがない期間は増えていることにもなり、深刻さは増していると思います。

専業主婦や定年のない自営業の人はどちらかというと多趣味で高齢者になってもいろいろやることはあるようですが、サラリーマンの人は、「サラリーマンの罠」といいますか、企業に属していると人生をあまり主体的に動かなくてもそれなにり充実していたので、定年後に急に主体的になれと言われても対応できない人が多いようです。

65歳になっても生活のためにまだ働かないければならない人は、それなりにやることがありますが、年金と蓄えでなんとかなるサラリーマンだった人ほど、働く必要性がないので、この罠にはまりがちなようです。

何もやらなくなると全てが面倒になってきます。要介護になる確率も趣味がある人よりは高くなります。

よって、サラリーマンの方は、仕事以外に他にやる趣味などを仕事しているうちにもっておくほうがいいと思います。特に子育てが終了した中年期には、時間の余裕も出てくると思いますので。

2022年調査における年次有給休暇の取得状況は、58%と半分しか取得していません。いろんな理由があるのでしょうが、「休んでもやることがない」という人も結構います。残業も、同じ理由でダラダラやる人もいます。

こういう人は、定年後には、当然「やることがない」という事になるのでしょう。

さて、定年後は趣味を楽しむというのはいいと思いますが、老後が30年もあると趣味だけでは飽きてしまうこともあるようです。

よく芸術家や芸能人の方は、経済的にはもうリタイヤして悠々自適の生活をおくれるのに、最後までその職業をされている人が多いですよね。これは、やはり、自分のやっていること(もともと好きな事)が世の中の人々に価値を与え続けているので、好きなことをやりながら自己実現できるからなのだと思います。

そうであれば、定年後は、好きな趣味をやり、それを誰かに教えるとかなどをしてマネタイズできれば、お金を払ってまで教えて欲しいという人のためになるので、これも好きなことをして自己実現できることになるのではないかと思います。

実際、私は、ランニングが趣味の人に月一で有償でランニングフォームをチェックしてもらっています。

なので、サラリーマンの方が、「サラリーマンの罠」に陥らないようにするには、会社で働いているうちから、少なくとも子育てが終わったあたりから、本格的に趣味を始め、それをやるために仕事は効率的にして、有給休暇なども活用してエンジョイする。そして、最近は副業を認めている会社もあるので、その趣味を人に教えたりして、何らかのマネタイズの方法にトライするといいのではないでしょうか。そして、いよいよ定年になった時に、その趣味とマネタイズの方法を本格的にやるというふうにすれば、その後20~30年も時間があるので、きっとうまくいくのではないかと思います。

マネタイズできれば、社会のためにもなりますしね。

これが、長寿化の時代の生き方ではなかろうかと思っています。

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