食物をよく噛んで食べるというのは重要だと皆知っています。その場合、「歯並び」も大切なポイントですよね。最近、流行っている「インビザラインシステム」を受けたので経過報告をします。
歯列矯正というと従来はワイヤーを歯に埋め込んだやつでしたが、数年前からマウスピース矯正というのが導入されてきて、今はかなり流行っているそうです。
これは、まず、歯並びをカメラでスキャンして三次元で再現します。そしてそれを分析して、歯列矯正のプランをつくります。透明なマウスピースを作り、10日間ごとに少しづつ動かしたい方向にずらしたマウスピースに変えていくという仕組みです。
マウスピースは着脱可能ですが、食事の時以外はずっとつけてなくてはいけないので、毎日約22時間、寝ている時もつけっぱなしということです。それで歯並びの状況により、そのマウスピースの枚数が決まってきて、当然枚数が多いほど時間もかかり費用もかかります。20枚だと200日、30枚だと300日となります。私は18枚でしたので、180日間、半年間になります。費用は60万円でした。
最初の診察で歯並びをスキャンしてもらい、後はそれを受け取るだけです。その後、毎10日間に一枚づつマウスピースを入れ替えるだけです。
私が行った歯科病院(のぶデンタルクリニック)は、この歯並びデータをアメリカに送って、マウスピースを作ってもらうのだそうで、どこでもこの方法らしいです。
「インビザラインシステム」は、米国アライン・テクノロジー社、また、スイスのストローマン社の「クリアコレクトシステム」は、3次元画像化、CAD/CAM技術などの最新技術を融合させた新しいアプローチの歯科矯正システムです。「クリアコレクトシステム」は、アライン・テクノロジーで働いていた人が始めた会社のシステムで、インビザラインが歯のマウスピースで調整するのに対し、歯茎まだ覆うマウスピースで矯正するので、より強力なので、比較的短時間で矯正できるメリットがあるのですが、壊れやすいデメリットもあるので、日本では、インビザラインがシェアがあるそうです。
凄いですね。これだけで歯並びがちゃんと矯正されるわけです。
【2022年7月9日】矯正初めて60日が経ち、7枚目のマウスピースをしています。今日は、別のいつもいっている歯医者で定期検査を受けましたら、いつもより歯の状態がいいとのことでした。これは、お昼も歯を磨くようになったことと、マウスピースにコーヒーなどのステインが付着するのを経験しだすと、おのずと朝昼晩いつもより丁寧に磨きだしたからだと思います。
【2022年11月20日】今日で矯正終わりですが、矯正を固定化させるためにリテイナー(4万円)を作り、それを半年ほど夜寝ているときにつけるそうです。結局一年かかるということです。
【2023年6月3日】一年経ちました。だいぶ固定化できたと思いますが、下の歯の一部が少し元に戻りがちだということで、隣の歯を少し削り戻りやすくしてもう一カ月様子を見ることにしました。
【2023年7月2日】歯の矯正が終了と思っていたのですが、左上の歯のすき間ができたのは矯正によるものだそうで、また矯正してすき間をなくしたほうがいいそうです。下の前歯の矯正度合もイマイチなので上下もう一度マウスピースを10枚ほどつくって3か月ほどかけて矯正するということにしました。矯正のアフターケアということで追加料金は発生しないとのことです。10月末までかかりそうです。
【2023年11月14日】まだ下の歯が一部綺麗にそろっていないのでそこだけもう一度矯正することにしました。歯列スキャンで3万円。
【2023年12月1日】下だけのマウスピース7枚もらいました。あと2か月ちょっとかかります。これは無料です。
【2024年4月12日】まだ完全に歯並びがそろっていないので、もう7枚上下でやることにしました。これも無料です。歯列スキャンは3万円。
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