2022年12月に、近所のフィットネスクラブに入会したのをきっかけに、そこの浴場にあるサウナをトレーニング後の疲労回復を目的に利用するようになりました。
歴史
日本サウナ・スパ協会のHPによると、サウナは、フィンランドが発祥で、2000年も前から存在し、SAUNAもフィンランド語だそうです。
日本には、60年前の1963年頃に紹介された比較的新しい習慣です。
Wikipediaによれば、
1960~80年代が第一次サウナブームで、64年の東京オリンピック後フィンランド選手団が選手村にサウナを持ち込み話題になったそうです。高度成長期で家庭に風呂が入り、銭湯の不振打破のためにサウナを設置しはじました。また、中高年男性の利用の多いゴルフ場やカプセルホテルなどにもサウナが併設されたので、「サウナ=おじさん」のイメージがつきました。
1990~2000年代が第二次サウナブームで、1990年代は、健康ランド・スーパー銭湯ブームでサウナが増加。また2000年代からは、岩盤浴ブームなどデトックス効果が注目され女性に普及しました。
2010~現在が第三次サウナブームで、2009年頃のSNSブームで若者中心に広がり、特に2019年に「サ道」がドラマ化され直接的なサウナブームのきっかけとなります。特にドラマの中で取り上げられた「ととのう」という言葉がサウナブームを牽引することになりました。
効果
いろんな効果があるとされますが、一番大きな効果はこの二つではないでしょうか。
肉体疲労解消
これは、昔から期待されている効果です。サウナに入ると血流は安静時の2倍近く亢進します。その結果酸素の摂取量が増え、筋肉疲労物質を分泌するなど、肉体疲労を回復し、エネルギー再生産がなされて疲労回復の効果が上がります。
私は、この効果を主に期待します。歳をとると激しいスポーツをやると疲労回復に時間を要しますし、その間調子がよくないです。フルマラソンの翌日にサウナで温冷交代浴をしたら、次の日に疲労はすっかり取れました。よって、スポーツジムでは、トレーニング後、入浴と温冷交代浴をセットでやることにしました。
メンタル疲労の解消(ストレス解消)
現代のサウナブームの一番の効果ポイントは、これでしょうね。「ととのう」というのも気持ち的にととのうことのようです。ストレスの多い現代社会なので非常に求められている効果だと思います。
また、何も考えないでじっとサウナ室で座っていると、座禅というか瞑想というかマインドフルネス的な効果もあると思います。
サウナ、水風呂で交感神経が優位になり、アドレナリンが多く分泌されるが、外気浴で一気に副交感神経が優位になり、アドレナリンが体にあるのに、副交感神経が有利なので、リラックスしている状態のことを「ととのう」といいます。
グッズ
サウナにはいるとやけに顔だけ暑くなるのと、髪がぼさぼさになるので、そういう人にためにある「サウナハット」を購入しました。顔も覆える大きめサイズを選びましたが、これで周りを遮断すると瞑想にふけれますね。グッドチョイスでした。
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