ゴルフ場でワーケーション ~ゴルフ産業の救世主になるか?

golf ゴルフ

最近行ったゴルフ場で「当ゴルフ場でワーケーションをどうぞ」ってサービスをやっていました。

ゴルフって、段々すたれていっている気がするのです。若者の車離れのように、現在、若い人はあまりゴルフはやらないようです。大体、プレー費もクラブなども高価ですし、ゴルフ場がある場所は結構遠いので、プレーすると丸一日使ってしまいます。要は、「お手軽」ではないわけです。

東洋経済の「ゴルフはなぜここまで凋落してしまったのか」という記事によると、ゴルフ市場を数字で見ると

●ゴルフ人口1200万人(1994年)⇒840万人(2012年) ▲30%

●ゴルフ場市場1兆9610億円(1992年)⇒9010億円(2013年)▲54%

●ゴルフ練習場市場3140億円(1993年)⇒1290億円(2013年)▲59%

●ゴルフ用品市場6260億円(1991年)⇒3400億円(2013年)▲46% 

とまあ、燦燦たる数字です。 NIKEもゴルフ事業から撤退しましたものね(NIKEのビジネスの2.5%くらいしかなかったそうですが)。 私の世代は、皆ゴルフやっていて、今も一緒にやっています。老後も楽しくやるのでしょう。値段ももっと安くなるかもしれません。でも、若い世代は、じいさんになった時に、どうやって昔の友達と遊ぶのでしょうかね。 しかし、ゴルフは、オリンピックの種目にも認定されたわけですし、今は、松山が、素晴らしいゴルフを見せて優勝したりと、世の中のゴルフの認知度は高まってもいいと思いますね。 

最近は、コロナ禍で、一番3密にならない娯楽であるということで、若者の間にゴルフが流行りだしたようです。これは、いいニュースですよね。

やはりコロナ後でもゴルフをまた盛んにするためには、何かブレークスルーがないと、変わらないでしょう。

そういう意味で、「ゴルフ場でワーケーション」ってヒントになりそうです。ようは、リモートワークが浸透すると働く場所を選ばないということですよね。地方のゴルフ場って安いじゃないですか。なので、そういうゴルフ場のある場所でリモートで仕事をすればいいのではないかと。子供の夏休みに他の家族と地方に行き、お父さん達は週末は朝早くからスループレーで午前中ゴルフで午後は家族と遊ぶ。平日宿泊所でリモートで仕事するとかです。

日ごろからゴルフ仲間を増やしておくほうがいいですね。

あとは、セグエーを使ったりして、ゴルフをもっと短時間で遊べるような工夫もあるといいですね。まだまだ、いろんな工夫ができると思います。

とにかく、ゴルフ産業の人たちは、このコロナの「ピンチをチャンス」に変えてほしいと思います。

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