40代、50代のゴルフ仲間作り方 ~10組ゴルフ 

10組ゴルフ ゴルフ

ゴルフは一人ではできないので、ゴルフ仲間が必要になります。しかし、会社仲間などいつも決まった人とやることになっていて、その人たちとの都合が合わないとゴルフが好きな時にできないという事があります。

私もいくつかのゴルフ仲間とやっていますが、メインにやっているのは、「10組ゴルフ」です。これは、福岡の高校の3年10組の同級生と東京でやっているゴルフで、40代の2002年からやっているので、もう19年目になろうとしています。

最初は、数名の同級生と3,4か月に一回くらいで、やろうと始めました。そしてだんだん間隔が短くなりだします。そうすると皆の都合がつかなくなり始めます。「10組じゃないけど、6組のやつでゴルフ好きのやつで東京に住んでいるやつがいるから誘ってみる」と言う感じで、10組以外の同級生も誘い出し、学年全体の集まりになりました。面白いことに、高校の時に一度もしゃっべたこともない同級生も何年も一緒にゴルフをやり、博多弁で話していると、昔から知っているような関係になっていきます。

幹事がまめに安いゴルフ場を探してきては案内するので、頻度は、だんだん月一になっていきました。数年後は、「泊りでやろう」とか言い出して、「夏合宿」と称して泊りで2回プレーをします。これも「春合宿」や「秋合宿」と増えていきます。よく利用するのが、GOLF5カントリーサニーフィールドです。ここはコテージが併設されているので、そこで皆で盛り上がります。

メンバーは、皆同級生ですが、奥さんや息子さん、時には、女子プロも招いたりしてもします。メンバーの数は約35名ほどで、毎回2,3組できる感じですかね。

最近は、その幹事がリタイヤしたので、恐れていたことが起きだしました。そうです、「平日ゴルフ」がどんどん増えてきたことです。しかも回数が月2,3回になりだしています。まあ、土日開催もあるので、なんとか毎月参加はできています。

また、ここ数年は、ゴルフ後の宴会もセットされているので、それこそ丸一日遊ぶというコンセプトですね。

今は、第270回と回数を重ねました。100回、200回と記念ゴルフ大会やっていますが、もうすぐ300回を迎えます。今度はどこへ行くのでしょう。私は、写真係で、毎回、皆との集合写真を取っては配信しています。

今は、コンペを企画してその景品もこういうサイトで買えます。

写真撮るときは「自撮り棒」を使っています。これは三脚にもなるし、リモコンもついているし、いろんなことができるし、非常に安いのでコスパはとてもいいと思います。今は、10組ゴルフの連中は、自撮りで撮ってもちゃんとフレームの中に入る術を心得ています。

一本目

二本目

この10組ゴルフの凄いところが、幼馴染というか同級生の仲間が60代でもどんどん増えていくという面白いことが起こることです。その共通の遊びが「ゴルフ」ということで、ゴルフに感謝ですね。

近未来の「10組ゴルフ」

さて、数年前に、後何年か経ったら「10組ゴルフ」はどうなるのだろうと小説風に想像してみました。

毎日が日曜日

21XX年、もう現役引退して数年が経った。家に引きこもると一層老け込むので、現役時代からやっている運動のマラソンとゴルフは続けている。

今日は、いつもの高校時代の友人とのゴルフである。3年10組だったので、「10組ゴルフ」と言っている。現役の時は、いつも土曜日だったが、皆が引退してからは、もっぱら平日である。昨年、最後まで現役だったやつが引退したので、今は、皆、平日ゴルフで問題なくなった。

平日ゴルフの利点は、もちろん料金が安い事に尽きる。ただし、ゴルフブームが去ってもうしばらく経つので、今、ゴルフをやっているのは老人が多い、そして、平日ともなると、完全にゲートボールをやっている老人クラブの様相を呈する。まあ、最近は、そんな事は気にしなくなったが。

しかし、最近、ゴルフ場も、危機感を露わにして、30歳以下のサラリーマン向けに「激安平日サラリーマンパック」を始めた。近頃の若者は、働き方改革で、欧米並みに有給休暇を完全消化するようになったので、平日に休みやすくなったそうだ。この価格は、我々の「老人パック」より安いの少々腹立たしいが、たまに元気な若者を見るのもいいので、「まあ、いいか」と思う。

高齢化社会になり、高齢者の運転事故が多発するようになり、免許を保持するのもかなりの条件が付くようになったのと、社会の目も厳しくなり、高齢者の運転そのものがストレスを感じるようになったし、娘からも孫のための運転禁止令が出たので、今は、ゴルフに行く時は、もっぱら電車を利用している。平日ゴルフの問題は、時間帯によっては、通勤ラッシュにはまってしまう事だ。通常、我々のゴルフは、プレー後に一杯やるので、それに合わせてスタート時間を決める。なので、場所によっては、ゴルフ場に行く時間が通勤ラッシュとクラッシュすることがある。しかし、最近は、よく席を譲られるな。少々、複雑な気はするが、あまり、いろいろ考えずに、素直に「ありがとう」と言って、座らさせてもらう。

まあ、我々の利点は、時間が沢山あることなので、そういう時は、早めに電車に乗り、ゴルフ場には早く着き、朝食や練習をして時間を調整する事にしている。空いている電車で、本でも読みながら行くと、旅行気分も味わえるし。

 肝心のゴルフの腕は、高齢者になったから上がるわけでもなく、逆に、筋力の衰えから飛距離は落ちるということになる。筋力低下には、筋トレだと、若造のくせにタメ口で話すかかりつけの整形外科の先生も言っていたので、家にある「ぶら下がり健康器」で懸垂をやっている。本当は、パットやアプローチなどの細かい技を磨くのがいいのだが、練習が面白くないので全然練習しない。よって、相変わらずパットが入らない。

さて、最近は、どっちがメインなのかわからなくなってきたのは、その後の一杯だ。プレー後、大体4時くらいから6時くらいまで、皆で最寄りの駅で飲む。かなり早いので、時々は予約までして、早く店を開けてもらったりする。

皆、同じ話をし、同じところで笑う。また、それぞれが勝手に話したい事を話す。一見、ある一つのテーマで話しているようにみえるが、話はどんどんあちこちに飛んで行く。そして、それぞれが話したい事を話すので、それぞれが満足する。最後には、ある一つのテーマで皆で2時間話したような気になるの不思議だ。大声で話しても、皆、早口の博多弁で話すので、周りは、何の話をしているかさっぱり理解できないのも愉快だ。

現役の時は、月に一度やっていたが、今は、隔週になってきた。ただ、夏のクソ暑い時は、命にかかわるので止めようと決めている。

しかし、いつまで経っても、我々より年上の「元気のいいジジイ」が多いのも不思議だ。友人に言わすと「元気のいいジジイしかゴルフ場に来ないから」ということでもあるらしい。

それにしても、、、。

まあ、筋トレして、一番元気のいいジジィになるのも面白い。

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