なんとなく疲れがとれないって時ありませんか。私も時々そういう時があります。これって、結構、理由が解明されているので、それを理解して対処することが大切になります。
しかし、下記書いたのは、2011年2月なのですね。10年前に納得したことなのですが、すっかり忘れておりました。
自律神経(autonomic nerve)の偏りから疲れが出るそうで、それは交感神経(sympathetic nerve)優位と副交感神経(parasympathetic nerve)優位の二つがあり、どちらもいきすぎはよくないということです。仕事など活動的な時は交換神経優位だそうです。
活動時には、体に傷をつくることになるので、傷から侵入する細菌などの外敵から体を守る必要が出てきます。そのため、交感神経が活性化すると、体を外敵から守る白血球(WBC: White Blood Cell)のうち、細菌などを攻撃する役割の顆粒球(granulocyte)が増えます。
副交感神経は交感神経の逆で、主に夕方から夜にかけて働きます。人間が休む時や、食事をしたときに活性化して、「ゆったり気分」「のびのびリラックス」の状態を創り出す神経です。
休息時、体内では、白血球の一種のリンパ球(lymphocyte)が、がんなどの異常細胞を攻撃して体を防衛、メンテナンスしています。リンパ球は、食事によって体内に入ってくる異物から体を守る働きもあります。
人間の体は、このように、自律神経によって、体中の細胞を極めて合理的に調整し、活動時と休息時に適した体調をつくりあげているわけです。そうすると免疫(immunity)力もつくと。顆粒球とリンパ球の割合を調べるとどちらの神経優位になっているかもわかるそうです。
仕事は当然交感神経優位になります。スポーツもそうです。
仕事とスポーツ(ランニング、ゴルフ)をやっていれば、バランスは保てるとおもっていました。我々の歳のスポーツは、リラックスしてやらないと副交感神経優位にはなりません。
会社でPCばかりみていて、家でもTVなんかをみていると眼がずっと緊張状態になったままになるそうです。そういえば、ここ何年アート系や音楽系の活動していませんね。
絵でもまた描こうかな、、。
【2023年11月26日】
さて、PCやスポーツも交感神経優位に持っていくので副交感神経優位になることもしなければいけないことは理解していまして、最近はGARMINでそのバランスがどうなっているか毎朝HRVという指標で教えてくれるように科学は進歩しました。
そして、なかなかバランスを優位に保てていないことも判明したので、ちょっとその手の本を読んでみました。
この本で新たに学んだのは、副交感神経には、「迷走神経」が80%以上を占めており、それは背側迷走神経と腹側迷走神経にわかれます。交感神経優位になりストレス過多になると背側迷走神経が優位になって急ブレーキを身体にかけ燃え尽き症候群になり、不活動になります。まあ、ぐったりするということです。何もやる気がおきないという状態ですかね。
しかし、ストレスが非常に大きな場合は、この背側迷走神経が大きく急ブレーキをかけすぎ、その状態からなかなか抜け出せない状態になりことがあるのだそうです。
そこで、腹側迷走神経の出番です。この神経は、「社会神経系」「社会とつながりを促す神経」とも言われ、人とコミュニケーションをとり「安全であるという感覚」を得て、穏やかで心地よく健康的な状況でいられるというわけです。
腹側迷走神経を刺激してリラックスする方法として、図のように両側をそれぞれ30~60秒見続けるといいそうです。
また、朝、水を一口のんで内臓のどのあたりまで追えたかでその日の自分のコンディションがわかるのだそうです。このように内受容感覚を感じ取るエクササイズをするといいそうです。
また、腰痛などもメンタル疾患が原因の時があるそうです。人間は痛みを感じると「オピオイド」という痛みをおさえる物質を分泌して苦痛を軽減するようにできているのだけど精神的ストレスがあるとそれがうまく働かないのだそうです。
呼吸法もいいそうです。
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