身体に発生する活性酸素は、殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしていますが、その量が多いと自身の身体も攻撃し(酸化)疲労や老化の原因になるとされます。また、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障などの発症にも関与するといわれています。
活性酸素を増やす生活習慣として①タバコ②アルコール③激しい運動④ストレス⑤紫外線があります。私は、酒もタバコもやめましたが、ランナーですので③と⑤は心当たりのある習慣です。活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を「酸化ストレス」といいます。
ということで、今は、身体に酸化ストレスがどれくらいあるかを尿検査で測るサービスなどがあります。「Vitanote」といいう尿検査でビタミンなどの20種類の栄養素の摂取状況を教えてくれる検査サービスがあり、その中の一つの検査項目として「酸化ストレス」というのがあります。
「Vitanote」の結果です。2018、19,20,21年と4年間は、まあまあいい状態でした。20年6月からは酒もやめたので状況はよくなっていったかなと思っています。
しかし、今年になって爆上がりしています(基準値3ug)。2022年6月は半月板損傷で走っていないのですが損傷自体が活性酸素を増やしたかもです。12月は、検査の一週間前にフルマラソンを走ったからかもしれません。
ということで、ちょっとヤバイですよね。
ランナーなどスポーツやる人は、酸化ストレスに気を付けたほうがいいのでしょうね。
酸化ストレスだけに特化した検査もあります。Vitanoteより安いので、ちょっとPDCA回したい時はこちらがいいかも。
【食事】ACE(エース)がいいそうです。人参などのビタミンA,イチゴやキウイなどに含まれるビタミンCや、大豆やナッツ類に含まれるビタミンEなどがあります。これらのビタミンA,C,Eには、細胞の酸化を防ぐ働きがあるそうです。
アスタキサンチン
病院で「サプリは何がお勧めですか」という質問には、アスタキサンチン(Astaxanthin)ということでした。
高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴というのがあり、静脈に直接ビタミンCを注入するというものです。内服サプリメントのビタミンCとの違いは、全身に高濃度のビタミンCが行き渡り、摂取したときの効果が強く、内服ではなかった様々な効果が現れることです。25gで15,400円とかなり高額です。1~2週間くらいしか体内の貯めれないので月2~3回の頻度が必要になります。医療費控除は受けられるようですが。
ビタミン剤を一日に6g=6000mgくらいとるといいそうです。
プラセンタ
もう一つは、プラセンタ(ラエンネック)で、ビタミンC点滴ほど高くなく、筋肉注射です。
効能
- 自律神経やホルモンのバランスを整える
- 免疫力を強化するほか、その働きを正常に保つ
- 基礎代謝を活発にし、細胞や臓器の働きを高める
- 血行促進作用
- 肝臓の働きを強化し、解毒作用を高める
- 活性酸素による酸化を防ぐ
- 抗炎症作用
- 乳汁分泌促進作用
プラセンタはもともと慢性肝炎の治療薬としてつくられたものなので、肝臓の代謝が良くなり、疲労回復にも効くというメリットもあります。献血はできなくなります。
にんにく注射
酸化ストレス除去ではなく、身体にたまった乳酸除去で疲労回復をはかる「にんにく注射」というのもあります。
にんにく注射(1,500~2,000円は、ビタミンB群(B1,2,5,12)などを配合した液体を注射器を使って静脈に投与する、健康増進のための注射です。にんにく注射の原料はにんにくではありません!!にんにくの成分アリナミン(ビタミンB1)が多く含まれているため、そう呼ばれています。そのアリナミン(ビタミンB1)は疲労の原因である血液中の「乳酸」を分解してエネルギーに変える働きがあるため、即効性があり、疲れている方に効果的です。また、糖質を分解し身体や脳が活動するときに必要な燃焼エネルギーを作り出す働きももっています。アリナミンF 100mg。
スーパー白玉注射
スーパー白玉注射(4~6,000円)は、「グルタチオン」が主な成分で、強力な抗酸化作用やメラニン生成を抑制してくれる作用があり、ネーミング通り美白効果があります。グルタチオンは、グルタミン、グリシリン、システインなどの3つのアミノ酸で構成されて、代謝酵素の働きをサポートする抗酸化物質の1つです。
マイヤーズカクテル
マイヤーズカクテル これもビタミンBやマグネシウムが入った静脈注射で20分ほどかかりました(5,000円)。
半年後
2023年2月が14ugで5月末が8.9ugと減ってはきましたが、1年半前にはまだ戻っていません。
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