アクティブスポーツライフx人生100年の身体設計

ランニング

はじめに

私は、有酸素運動を中心に日々トレーニングを行っています。特にランニングは30年近く続けており、ロードバイクやスイム、そして気の合う仲間とのゴルフも長年続けてきました。

有酸素運動をランニング換算で月200㎞やっていますが、これをやると毎年少しづつパフォーマンスがよくなるようにトレーニングを工夫したりレースに出ています。ゴルフも毎月10回ほど練習して、年20回のラウンドで上達するようにしています。

トレーニングは「楽しみ」でもあり、それが結果的に「戦略的な身体作り」の一環にもなっています。75歳までにパフォーマンスのピークを持っていき、75〜80歳でそれを維持。その後は筋量の減少などによるパフォーマンス低下を、できる限り緩やかにすることを目指しています。

そのため、毎年、身体機能や競技パフォーマンスの測定を行い、計画どおりに進んでいるかを確認し、必要に応じて調整を加えています。

1.スポーツごとの取り組み

マラソン

現在は、もう「サブ4」は狙っていません。目標はイーブンペースで最後まで走り切ることです。こうすると楽しくフルマラソンを走れます。年間4回のフルマラソン出場を目標にしており、ペースは6分45秒/km。これならトイレに2回行き、給食もしっかり摂ってサブ5を狙う戦略です。

月間走行距離は100km程度と少なめですが、その分、ハーフや10kmレースで負荷をかける工夫をしています。シーズン中はランの比率を上げるなど、柔軟に調整しています。

トライアスロン

50代の頃は3時間40~42分で完走していました。このくらいのタイムが制限時間も気にせずストレスフリーでエンジョイでします。

スイムとバイクは、持久力向上というより技術向上の余地がまだあるので、特にスイムはレッスンうけています。現在の目標は以下のとおりです:

バイク:平均時速25km/h → 27.5km/hに向上  スイム:100mあたり2分45秒 → 2分30秒に短縮

ゴルフ

ゴルフ歴も30年以上になります。マラソンなどと違って友人とプレーをするのでそれはそれで楽しみが広がります。現在は平均スコア95、安定して100切りを目指す段階です。楽しくラウンドするには**ボギーペース(90前後)**が理想と感じています。

本格的なスイング矯正は64歳の9月から開始し、現在も継続的にレッスンを受けています。

2.身体作りと測定

体重

摂取カロリーが消費カロリーより多いと肥満になりメタボリックドミノ(肥満→インスリン抵抗性→脂質異常等)が起こります。かといって食事を減らすようなダイエットをすると栄養不足になるし、炭水化物ダイエットは、筋肉が糖を取り込む力を使わなくなります。

お酒を63歳の時に辞めたので、ダイエットしなくても摂取カロリーは安定しています。消費カロリーは、有酸素運動を目標値を淡々とこなせば、基本的に体重は61㎏前後で安定しています。

筋肉

加齢に伴って筋肉量と筋力が低下するとサルコペニアという要介護状態になります。何もしないと年1%で筋量は減少していくので、平均的な男性で86歳、女性で90歳くらいでそういう状態になると言われています。

骨格筋を測るInbodyは、体重にかなり影響されるので、体重に占める割合(骨格筋率)をトレースするのがいいようです。70歳男性で38~40%くらいで、私は48~49%です。

ランニングだけでも脚の筋肉は標準より5%くらい多いとでます。

握力も筋量を知るうえでかなり有効だそうです。70歳平均で約36.5㎏、28㎏未満でサルコペニアです。私は右が48㎏、左が28㎏です。

50%をキープするためには、現在、標準かそれよりちょっと少な目の上半身強化が必要です。特に広背筋と左腕ですね。左腕は右より5%くらい少ないので、ハンドグリップで強化しようと思います。上半身に筋力つけば、スイムとゴルフのパフォーマンスが上がります。

もっと大切なのが「体幹」です。これは全部のスポーツのパフォーマンスに盈虚します。体幹を測る方法がないので、Runmetrixのフォームの総合点を一つの指標にします。右の腰をちゃんと入れるというのが課題です。右足立ちができるようにしたいです。体幹強化されるとランとスイムが特によくなります。ゴルフも。

持久力(VO2Max)

最大酸素摂取量(VO₂Max)は、年齢を考慮すると高い数値を維持しています(60歳代の平均は23~35)。これは、レースなどに頻繁に出て追い込むことで上がります。

年に一回持久力検査も受けてモニターします。これは、マラソンのパフォーマンスに直結しますし、人生後半の活動レベルと自由度を左右する貯金できるスタミナ指数とも言えます。

呼吸機能

肺活量も加齢とともに年1%ほど減少していきます。若年成人基準値(約4,600ml)の50%(2,300ml)ほどになると日常レベルでも息苦しくなり酸素マスクが必要になるレベルです。70歳平均は75%(3,400ml)ほどですので、95歳あたりになると50%くらいになります。

肺機能では、一秒量(最大吸気後、最初の1秒間で吐き出せる量)と一秒率(肺活量に対する一秒量の割合)を毎年測定しています。
これらは気道の通りやすさや閉塞の有無をチェックする上で重要な指標です。現在は良好な値を維持していますが、加齢による低下リスクに備え、経過観察を続けています。

肺活量は、とりあえず4,000mlを目指して、スイムとエアロフィットで強化しようとしています。

骨密度

骨も高齢者になると1%強で毎年減少します。特に女性は閉経後年2~3%の勢いで急減します。

若年の骨密度と比べたYAMは、70歳男性で80%、女性は70%です。70%未満になる男性で85歳前後、女性の70歳すぎは、骨粗しょう症に可能性が高くなります。

これは、ちゃんとカルシウムを摂って(1,000mg)、外で日光にあたって走るといいです。

まとめ

このように、外で走ったり、自転車乗ったりすること自体を楽しむのがまず一番です。そしてそれをより楽しむために、レースにでたりゴルフをやったりする。

そして、毎年、少しづつパーフォーマンスがあがり、より楽に走れたりするのが、成長も感じられていです。

これが「アクティブ・スポーツ・ライフ」です。

そのためには、「体重コントロール」「筋肉強化」「呼吸機能改善」「骨密度強化」なども必要になってくるので、ルーティンにいれるのがいいです。

それが、何もしなければ普通の人はほとんどの人が陥る加齢に伴う「フレイル」のような状態になって身体的な要介護になる可能性を避けられるわけですね。

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