データをスマホに送れるOMRONのカラダスキャンという体組成計を4年前に購入したのですが、そのサービスが終了するという事で、新しい体組成計Gifort(HI0137_01JP)を購入することにしました。その体験を書きます。
今の体組成計の不満は、二つあります。
一つは「体脂肪率」がジムで測る業務用の精度の高い体組成計と10%も数値に差があることです。多くでるのです。2~3%だとかわいいのですが、10%も違うと使えないですよね。
もう一つは、スマホとの同期にいちいちスマホで操作しないといけない事です。まあ、5秒くらいですが、毎朝の事なので、自動でこういうのはやってほしいですよね。
と言う事で、ネットでググりましたら、今は、いろいろな体組成計があります。ジムにあるInbodyの家庭用はないのかなと思っていましたらあるのですね。
27,800円と割高ですが、業務用が80万円とかするので、そのくらいですかね。まあ、精度はどのくらい正確なのかというところがポイントかなと思いました。
「データの自動転送」の機能を中心に検索すると、オムロン、タニタ以外だと価格が凄く安いのですね。その中でも口コミの評判が結構よかったGifort(hi0137_01jp)の体組成計にすることにしました。3,580円です。
「iPhoneのデフォルトのヘルスケアアプリにも体重や体脂肪率などのデータが連携されます」というコメントも結構いいなと思ったポイントですね。
購入後3週間での感想です。
【良い点】
1.同期の時間が短い。あっと言う間で、いろんな指標が瞬時に表示されます。ちょっと近未来感じます。
2.オムロンのやつは4つでしたが、これは13も指標がでます。
3.私は毎週ジムで業務用のInbodyでも測定しているのでそれとの比較で言うと、体脂肪率は2%程度低くでますが、精度は高いと思います。オムロンのやつは、10%くらい高くでるので使い物にはなりませんでした。
4. オムロンの場合は、毎日、体重が上下して、最大で1㎏近く変わったりします。Gifortはそれほど変化しないので、どちらが正確かはおいといて、変動でストレスを感じるのは減りました。
【改善点】
1.Inbodyの指標と結構違う数値もありますが、体脂肪のような一番気にするような指標はそこそこあっていますが、体内年齢が、オムロンだと20歳以上若くでていたのに、Gifortは、3歳しか若くでないのは納得がいきません(怒)。
2.反応速いですが、欲をいうならアプリを立ち上げなくても同期がされるとなおいいです(まっ、いずれそうなるのでしょうね)。
【結論】
最初、体組成計が出た時は、凄いと思いました。そしてそれは専門メーカーの独壇場でした。しかし、この技術はセンサーのように既にコモディディ化してきていて、今は、スマホとの連携とか、どちらというとIT系の技術競争に、戦場が変わってきていると感じました。
オムロンのやつは、価格が、Gigortの3倍もしますが、サービスが変更になったりして、2~3年で2度も買い替えて、挙句の果てにサービス終了で、今の体組成器は使えなくなりました。ITには強くないですからね。
よって、Gifortのような中国企業がIT技術を全面にだして、超低価格で市場に参入し、価格破壊をしているのだと思います。「体重を測る」「体脂肪を測る」という基本的なところが正確であれば、後はIT技術でどれだけ付加価値を付けられるか勝負ですね。この業界もスマホのように中国勢に席巻されるのは時間の問題のような気がします。
ITの技術は凄い速度進んでいるわけですので、低価格のIT技術をたくさん盛り込んだ体組成器を購入して、随時新しい機種に切り替えていくという購入パターンが一番いいと思います。
【2021年7月4日記】もう購入して3か月経ちましたがこれは買いですな。
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