「クロス トレーニング」という考え方があります。複数のスポーツをやることによって包括的に身体を鍛えることができるというものです。ランとバイクと水泳のような感じです。よって、トライアスロンは理想的なスポーツと言えるのではないでしょうか。
スポーツだけでは鍛えきれないところを筋トレをして強化するというのやっていますが、楽しみながら筋トレやるという事ができれば最高ですよね。
一時期、ボーリングにはまっているときがありました。会社の横にボーリング場があったからです。お昼休みに「ランチ ボーリング」やろうと行ってみるとガラガラです。サンドイッチと飲み物を買い、2レーンでやります。オフィス出てから戻ってくるまでちょうどお昼の1時間で2ゲームできました。
これはスクワットと同じ効果があるようですね。2ゲームで13ポンド(6kg)の重りをもってゆっくりやるスクワットを40回やる計算です。臀筋と背筋ですな。また右の上腕二頭筋をこれまた13ポンドの重りを上げ下げを40回やるようなもんです。これを20-25分間くらいでやっている計算です。消費カロリーは200kcalぐらい。ストライクが多いと減るけど。
しかしこれは立派な筋肉トレーニングですね。楽しみながらというわけです。
コロナ前に、久しぶりに会社の皆で「ボーリング大会」をしました。我々の本部は、東京だけでなく、仙台、名古屋、大阪、福岡に分かれているので、どうやってやるのかと思っていたら、なんと、ネットでつないで、同時刻に違う場所でやるのです。ROUND1の「全国LIVEネットワーク」とうサービスを使うのです。いゃあ、盛り上がりましたね。恐るべしROUND1と言う感じでした。
ところで、日本でのボーリングの歴史を紐解くと
日本で初めてボーリング場ができたのが、1961年6月22日だそうで、この日が今でもボーリングの日になっているそうです。全国のボウリング場の数は70年に1,400だったが、翌71年には千増えて2,200、72年はさらに1,400加わり3,700と、2年間で3倍近くに増えたそうです。大ボーリングブームでしたね。私の父もはまってしまい、当時小学生の私を連れて、何時間待ちのボーリングをよくやりました。当時小学4年生くらいでしたので、1967年くらいです。
当時の世相をおさらいすると、日本経済は高度成長期のまっただ中にあり、今まで戦後苦労してきた大衆がやっと余暇が持てる時期になった時だったと思います。それまでは趣味に没頭できるような経済的余裕もなくひたすら仕事に明け暮れていた日本人が見つけた手っ取り早い趣味だったと思います。ブームでみんなが集まる社交場になったので、それこそファッションだのいろんな物を見せびらかす場所にもなったのでしょう。1973年の石油危機までこのブームは続きました。ということで、日本では1940-50年代生まれの人が一番ボーリングがうまいのではないでしょうか。
シンガポールに1990年代に赴任したときに同じボーリングブームに遭遇しました。これも上記と同じ状況からのものだと思います。今後、アジアでもインドや中国やベトナムでは、もう少ししたら、ボーリングがブームになると思います。
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